子猫と成猫
猫、特に成猫は、自分の縄張りに他の猫が侵入してくることをひどく嫌がることがあるため、新しく子猫を迎える際は少しずつ慣らしていくようにしましょう。まずは子猫が遊んだおもちゃや毛布を周りに置いて、先住猫が匂いを嗅げるようにすることからスタートです。
子猫を家に連れて帰ったら、まずは先住猫とは別の部屋で飼ってあげてください。新しい家は子猫にとってとても怖い場所なので、まずは一つの部屋から慣れさせてあげるようにしてください。
次に、先住猫と子猫それぞれに子猫の部屋のドアの近くでごはんを与えます。そうすることで猫はお互いの匂いに慣れ、またその匂いをポジティブなもの (今回の場合はフードが食べられるから) として捉えるようになります。
次はいよいよ、猫たちを対面で会わせてみましょう。ベビーゲート等の反対側にそれぞれを配置します。ベビーゲートで隔てられている間は、それぞれで遊んだり、おいしいおやつをあげたりするだけです。猫がこの環境に慣れてきたら、ゲートを外して猫同士を近づけるようにします。しかし、猫同士が直接会うときには、必ず目を離さないようにしましょう。
子猫＆他の動物
子猫を他の動物にも会わせたいときは、上記のコツを参考にすることができます。
また、捕食する動物と捕食される動物の違いを考慮してください。。ウサギやモルモットなどの捕食される動物は、猫が側にいることに慣れていない場合、猫の存在に怯えてしまうことがあります。特に、子猫がつきまとったり飛びついたりといった捕食行動で遊ぼうとする場合は、驚いてしまう可能性があります。また、子猫を例えば犬などの他の動物と交流させる場合には、猫同士のときと同じ手順で行います。犬は猫よりも体が大きく、やんちゃなために遊びの中で子猫を傷つけてしまう可能性があることを心に留めておいてください。
