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アログルーミング

お互いに毛づくろいをすることは、ねこちゃんにとってとても自然な行動であり、それは英語でアログルーミング(仲間同士の毛繕い)という名前が付いています。ねこちゃんにとってお互いの毛並みを清潔に保つのは利他的な行為であり、絆を深めるためのリラックスできる行為なのです。
しかし、1匹のねこちゃんがもう一方のねこちゃんを噛む行為をして、突然毛づくろいが終了することがあります。 このような攻撃性はなぜ突然生まれるのでしょうか?

噛みつき VS ケンカ

猫には多くのコミュニケーション方法があり、噛むこともその一つです。あなたが思っているのとは反対に、猫が別の猫を噛んだからといって、必ずしも攻撃性を示しているわけではありません。
例えば、身だしなみを整える間の噛みつきは、 「じっとしていて」 や 「やめて、もういいよ」 という意味を持ちます。ねこちゃんを撫でているときに、こういった行動を経験したことはありませんか?ゴロゴロ喉を鳴らして撫でられるのを楽しんでいたのに、次の瞬間、突然理由もなくあなたの手を噛んできます。きっと経験のある方は多いはずです。

なぜうちのねこちゃんは理由もなく私を噛むの?それを止める方法は?

Biting vs fighting

過度の刺激

ねこちゃんは、長い時間撫でられたり、グルーミングされたりしていると感じたとき、徐々に過剰な刺激を感じるようになります。刺激が蓄積された結果、ねこちゃんはもう片方のねこちゃんを噛んでしまい、喧嘩になることが多いのです。ねこちゃんは好きな人や仲間の猫だけにグルーミングするので、本当の喧嘩になることはほとんどありません。その代わり、猫はいわゆる 「ケンカごっこ」 をして、受けた刺激を消費しているのです。

心配する必要があるのでしょうか?

ケンカごっこは、どちらの猫も噛んだり、うさぎのようにキック(バニーキック)をしたりして、時には鳴き声も出すときもあるので、見ていてびっくりするかもしれません。猫のことをよく知っている人なら、これが痛いことによる鳴き声ではなく、相手にイライラしていることを知らせるために発する声だと気づくでしょう。ねこちゃんは受けた刺激を発散する必要があるので、ケンカをわざわざ止める必要はありません。唸ったり、大声で鳴き叫んだりするときだけ、2匹を離してあげたらよいでしょう。